金
16
4月
2010
西尾人、本を書く
●岩瀬文庫の西尾資料(三)
●平成22年4月3日(土)~6月13日(日)
●午前9時から午後5時まで
(閲覧室は午後4時まで 申請は3時半まで)
●休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は月火休)
年末年始・特別整理期間
●入場無料
貴重な古書籍を求めて全国から研究者が訪れる岩瀬文庫。しかし一方で、岩瀬文庫は地元西尾資料の宝庫でもあります。ふるさと西尾の教育と文化の向上に力を注いだ文庫創立者の岩瀬弥助は、『岩瀬文庫図書目録』に「三州資料」の部門を設け、積極的に郷土資料を収集し、公開しました。また、地元の文化人たちも、自らの著書や蔵書を寄贈し、その充実のために協力しました。
こうした西尾資料をご紹介する企画展の第三弾として、目録の「三州資料」のうち、“編著書”“書画”“哲学・教育”“政治・法律・財政”“産業”“統計”“雑書”の項目から主なものを展示します。これらの多くは西尾人が書き記したり、出版に携わった本です。これらの本を通して、昔むかしの西尾の町の面影や、かつてこの地に生き、働き、学び、楽しみ、思索し、探求した人々の姿を感じていただければ幸いです。
『西尾講演集』(63-159)に、西尾町教育会が明治44年2月17日に岩瀬文庫で行った講演会が記録されています。愛知県立農林学校長山崎延吉の『進歩ノ階段』と題した講演中、「…進歩のための第一段は、熱心に「聞く」ことである。(略)第二段は、「見る(読む)」ことである。外国では進歩的な町には必ず図書館があり、毎日開館し、人々はいつでもどこでも本を読んでいる。西尾にも立派な図書館が出来て、日曜日ごとに開館しているそうだが、誠に閑散とし、高価な本が庫の中で泣いているという。日本人にはまだ本を読む習慣がないのだろうが、進歩の第二段を上るためには、もっと本を読まなければならない…」と呼びかけています。欧米先進諸国の背中を追いかけ、国の近代化へと邁進していた時代、西尾の人々に投げかけられたこの言葉は、図書館の役割の重要性とそれを活用する人々の意識向上の必要性を強く訴えたものです。およそ100年という時を経て文明が進んだ現代でも、この言葉は決して色あせるものではありません。
第96回 企画展 岩瀬文庫の西尾資料(三) 西尾人、本を書く 展示解説
企画展の見どころをわかりやすく楽しくお話します。
●日 時 4月24日(土)・5月29日(土) 午後1時30分~
●案 内 文庫学芸員
●場 所 2階企画展示室
※予約は不要です。直接展示室にお越しください。
第97回 体験講座「 和装本をつくってみよう」
和紙と絹糸を使って美しい和装本を作ります。リクエストにお応えして人気の講座 が復活。
●日 時 6月5日(土) 午後1時30分~3時
●場 所 地階 研修ホール
●参加費 200円(材料費)
●定 員 20名(要予約)
●受 付
5月8日(土) 午前9時より電話(0563-56-2459)
または直接岩瀬文庫へ
■講演の題名、日程が変更される場合があります。
■催し物の時間や参加申込方法は、市広報、企画展のポスター・ちらしなどでも
お知らせしています。
■講師名の記載のないものは、西尾市の学芸員が担当します。
<記事 画像引用 西尾市岩瀬文庫>
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